Scotch's room ~すこっちの部屋~

「焼肉やさん」であり、「なんちゃって栄養士」です。いろんなことに挑戦したい!

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にくちゃん

ブログ開設以来、更新停滞最長記録。
数か月間も、ほったらかしてしまった。

昨年8月20日、我が家の大切なペット「にくちゃん」が急死し、
そのことをここでもお知らせを・・・と思いながら、
書くなら落ち着いてから、と延ばし延ばしにしすぎて(汗

このブログでもたびたび紹介してきた、にくちゃんの最後のことを
ちゃんと、記録にとどめておきたいと、
やっとこさ重い腰、いやウデ(指?)を上げることにします。

その日の朝はいつもどおり、微妙な関係の新参猫「もふ」を含めた3匹で
仲良く?ならんで朝ごはんを食べた。

そして、いつもどおり「もふ」をカゴに入れて私は出勤。
にくちゃんとゆっけにとっては「もふ」の居ない平和な時間帯のはずだった。

お昼の営業がすんで片づけをしていたところに自宅から電話が。
長男の声で
「にくちゃんが、やばい。息してない」

いったいどうしたのか、詳しく聞くよりも、一刻も早く帰ってお医者さんに連れてく方がいい!

そう思って大急ぎで店を閉め(ダンナはすでに仕入れに出かけてしまっていた)、
クルマで自宅へ急行しながら、かかりつけの動物病院に電話を入れた。
すでに診療時間は終了していたけど、事情を話して受け入れてもらえることを確認して。

自宅に着くと娘Mが半泣きでPCに向かって「犬猫の心肺蘇生」について調べていた。
M「ウチが説明して、兄ちゃんがやってみてるんやけど、うまくできへんくて・・・」

2階に行くと、廊下ににくちゃんが横たわってる。
まるで廊下の床板にのびて暑さをしのいでるだけのようなスタイル・・・だけど、目はかっと見開いたまま。
思わず私の口から出た言葉
「どうしたん、なにしてんの、にくちゃん!」

長男や次男が言ったとおり、呼吸してる様子はなく、触ってみても心拍を感じられない。

「とにかく病院 連れて行こ!」

いつも もふを入れて運ぶカゴに、にくちゃんを入れる。
抱き上げると、だらんと力なく、やわらかく、あたたかい。

病院に向かう車中で、次男にどういう経緯でこうなったのか聞く。
にくちゃんは次男の部屋の窓ぎわで、いつものように外をながめていたが、
急に「う~」と唸ったかと思うと、突然猛スピードで部屋から出ていき、
その勢いのまま廊下の壁に激突したらしい。

次男がびっくりして声をかけるも
ふらふらっと 2、3歩歩いてパタンと倒れ、その後2度ほど呼吸したきり
まったく動かなくなった、とのこと。

病院に到着し、先生にそのまま伝えた。
先生「そのときから時間はどのくらい経ってますか?」
次男「(時計を見ながら)・・・だいたい、40分くらいかな」

先生曰く、呼吸が止まって30分以上たつと、仮に蘇生しても神経や脳に重大な障害が残って
今まで通りに生活できなくなる可能性が高い、とのこと。

今まで通りに動けず、苦しむにくちゃんを見るのはつらい。
だけど、このまま何もせず、あきらめるのはもっとつらい。
出来る限りのことはしてみるべきじゃないのか。
でもでも、それは私達飼い主側の、自己満足なのかも・・・

すごく判断に迷うけれど、そうしている間にも蘇生の可能性が低くなってしまう。

先生が「とにかく、少し蘇生術を施してみて、血圧や呼吸などの様子を見て判断しましょうか」
と提案してくださり、それでお願いすることにした。

無理やりでなく、少しだけ施術してにくちゃん自身の体が「生きたい」という反応を示したら、ということ。
ダメそうなら、すぐに止めるということで。

結果・・・。
にくちゃんが帰ってくることはなかった。
30分くらい、蘇生を試みて頂いたのだけど、
これ以上続けてもおそらく無理だろうとの先生の判断。
口に呼吸器をはめられ、鼻にチューブをつながれたにくちゃんの血色は決して悪くないけれど
それはあくまで先生の手による心マッサージによるもの。

つらかったけど、もう、静かに眠らせてあげるほうがいいと納得して、
先生の手を止めて頂いた。

どこもケガもしていない、まったくいつもと変わらないにくちゃんの寝姿。
なのに、もう動かないなんて。

ついこのあいだ健康診断してもらって、
心配していた腎機能なども異常なし。
いたって健康体だったのに、
家の中で走ってぶつかったくらいで、こんなにあっけなく、死んでしまうものなの?

あとで調べると、猫って結構、こういった家庭内での事故死、多いみたい。
激突死した猫ちゃんの話も、とある獣医さんのブログで紹介されていた。
「猫って、心臓弱いっていうもんな」とは、猫好きの友人談。

それにしても・・・
飼い猫が3匹に増えて、こうなると覚悟しなきゃならないのは、いつか訪れる「お別れの日」のことだなと、
ちょっと考える機会が増えていた。
とくににくちゃんは、まだまだ11歳と若いけど、脱走癖もあいかわらずだし、いつ外で事故にあうか、
もしくは野良とケンカして大けがしてくるか、病気もらってくることもあるかも、というようなことを考えたりしていた。
大嫌いな病院通い、そしてどこまで治療を続けるかの判断、いろんな猫飼いさんからの情報を得るにつれ
ホントに色々考え始めていたところだった。

それが、こんなにあっけなく?
苦しむ姿すら、見ないですんじゃったよ。
大変な病院通いも、お薬飲ませる苦労も、なんにも私にさせることなく
にくちゃん、あっさり天国へ行っちゃうなんて。

そう、確かに苦しむことはほぼなく、もしかしたら本ニャンにとって
理想的な死に方だったのかもしれない。

いやでも、にくちゃんにしたら
「あれ?オレなんでこんなとこに居るニャ?家の中から野良猫見かけて、追っかけに行くはずだったのにニャ。」
と、天国で「???」状態なのじゃなかろうか。。。

病院で、きれいな箱に入れてもらったにくちゃん。
家に帰ると、ゆけちゃんが見慣れない箱にビビって近づこうとしない。
物心ついた時からそばにいたにくちゃんがいなくなって、いちばん寂しくなるのはゆけちゃんだろう。
箱の中で動かないにくちゃんを見て、ゆけちゃんは「にくちゃんが死んだ」と分かっただろうか。

晩になって店から帰ったもふは、
「あれ?こいつなんでこんな箱に入って寝てるニャ?いつもみたいに飛び掛かって遊ぼうと思ってたのにニャ」
というような顔で、なんどもなんどもにくちゃんの眠る箱のまわりをウロウロし、覗きこんでいた。

その晩は、家族がいちばんよく使う、リビング横の和室ににくちゃんの箱をおいて、
撫でてもらうのが大好きだったにくちゃんの頭を、通りがかる家族がかわるがわる撫でた。
次の朝、夏休み中のMと二人で、市営斎場につれて行き、最後のお別れをした。

にくちゃん、11年間ありがとう。
天国で、私のお母さんや理々ちゃん(実家で飼っていた猫)、今まで店に現れては悲しい結末を迎えた野良ニャンたちみんなに会って、仲よくしてるといいな。





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バタースコッチ

Author:バタースコッチ
家族で焼肉やさんやってます♪
(いちおう)管理栄養士です。
写真のバラは庭の「バタースコッチ」
↑ハンドルネームの由来です♪

登場人物:
ダンナ、長男H、次男K、長女M、

にく
niku.jpg
キジトラ白にゃんこ♂10歳
普段はおとなしく温和な性格だが、
昔闊歩していた家の外回りが未だに気になって仕方ないらしく、
真冬以外は、常に脱走の隙をうかがっている。

ゆっけ
yukke.jpg
三毛にゃんこ♀5歳。
野良の生み捨てた赤ちゃんを保護、人工哺乳で育つ。
♀の三毛ということで性格はキツいようだが、
キジトラ白兄ちゃんのことはちゃんと立て、うまくやっている。

もふ

白の多いキジトラ白
短毛だけどなんだかモフモフしている(抜け毛の量が莫大)
先住のにく&ゆっけに完全に受け入れられるのは
いったいいつのことやら・・・。

ごゆるりとどうぞ♪

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